ホテイアオイ草

ホテイアオイ草

 布袋葵(ホテイアオイ)

 別名:ホテイソウ ウォーターヒヤシンス

 学名:Eichhornia crassipes


ホテイアオイの群生

 単子葉植物ミズアオイ科に属します。

 水草です。

 南アフリカ原産で、水面に浮かんで生育し、繁殖力がすごいです。

 花が青紫で美しく、観賞用に栽培されます。


ホテイアオイ 水面に浮く

 広い地域で外来種として移入分布しています。


ホテイアオイのサイズ

 めだかはもちろん、鯉や金魚たちが産卵するための産卵床として活躍してくれます。


ホテイアオイにめだかが産卵

 日本では、この浮き袋のような丸い形の葉柄を、七福神の布袋(ほてい)さまの大きなお腹に見立てて「ホテイアオイ(布袋のような形をしているアオイ)」と呼ばれるようになったようです。


ホテイアオイの花が咲くころ

 夏に花が咲きます。

 花茎が葉の間から高く伸びて、青紫色のきれいな大きな花を数個~十数個つけます。

 花びらはぜんぶで六枚、上に向いた花びらの幅が広く、中央に黄色の斑紋があって、周りを紫の柄が囲んでいます。


開花したホテイアオイ