保護色の意味は?
保護色という言葉は、よく聞きなれた言葉だと思います。
めだかの本やインターネットで見ていても、その言葉をよく見かけることがあると思います。
保護色とは、外敵から身を守るために、自分の体の色と似た色合いの場所に身をひそめ、外敵から見つかりにくくすることです。
周囲から目立たなくするための、体色や模様のことをいうようです。
また、逆に、捕食する相手に見つからないように、自分の体に似た色合いの場所に体をおき、捕食する生き物に油断をさせ、側に来た時にいきなり襲いかかったりします。
カエルや魚のカレイなどはもちろん、めだかも保護色があります。
カメレオンなどは、周囲の色に合わせて、体の体色を変化させてしまう、大変高度なテクニックを見せてくれるものもいます。
めだかの場合は、黒いめだかを白い容器に入れてみますと、白めだかに変化するのではなく、周囲の環境に合わせて体色が薄くなったり濃くなったりするようです。
黒っぽいめだかを、白い容器に入れてみますと、数分で体色の変化があらわれ、白っぽくみえます。
黒の容器と白の容器を2つ用意して、めだかを入れて見てみると、その違いが明らかにわかると思います。
めだかの色を鮮明に表したいときは、特に色の濃いめだかは、黒いっぽい容器で飼育するとよいと思います。